えっあの人も!釣りが趣味の有名人とは

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"釣り好きはどこにでもいる、というくらいたくさんいます。
みなさんの学校や職場にも何人もいるに違いありません。
ですから、いわゆる芸能人やスポーツ選手にも無類の釣りキチがたくさんいるのです。

荒波での魚との死闘が絵になる松方弘樹さん

釣り好きでも桁が違うのが、時代劇俳優の松方弘樹さんです。
先日、松方さんがなんと361キログラムの巨大マグロを釣りあげた!と話題になっていました。
沖縄は石垣島で遭遇した巨大マグロと6時間半の格闘の末、この大物を見事釣り上げたのです。
なんとも見上げたものですね。

松方さんといえばプロも顔負けというくらいの釣りの腕前で有名です。
「萩クロマグロトーナメント」ではなんと、2008年に続き2009年にも優勝を飾っています。
ゲームソフト「松方弘樹のワールドフィッシング」というものも発売されているくらいです。
周囲の釣り好き芸能人もこぞって松方さんの弟子入りしたいとラブコールを送っているようです。

テレビ局も松方弘樹さんをメインに据えた釣り番組を作っています。
日本テレビ系列の「松方弘樹・世界を釣る! 」「世界お魚成金の旅inアラスカ 大金釣っちゃうぞ! SP 」や、テレビ東京の「完全密着! 松方弘樹 VS 325キロ巨大マグロ…洋上激突ドキュメント 怪物と死闘」「日曜ビッグバラエティ 巨大マグロ戦争」など、見ごたえがあるでしょう。

なんといっても絵になる役者さんですし、荒波の中で巨大な魚と格闘すれば、へたな二時間ドラマを凌駕できるからです。
ニヒルな松方弘樹さんが容赦のない荒波の中で必死にもがく巨大魚と死闘を繰り広げる、なんて誰でも見てみたいと思わせます。

引退後に釣り三昧の城島健司さん

大リーグでもレギュラーとして活躍し野球人としても十分成功した城島健司さん。
ダイエー・ソフトバンクで活躍したあと、大リーグのマリナーズでイチローとともに日本人旋風を巻き起こしたのは記憶に新しいと思います。
その後、帰国して阪神タイガースで活躍したのちに引退。
十分な成功をおさめた野球人生だったといえそうです。
しかし、最近はスポーツ紙や野球雑誌よりも活躍が目立つ分野ができています。
それが釣りです。

釣り新聞や雑誌の表紙を飾ることが実に多くなっており、野球側の城島ファンは「城島を釣りに取られた!」と嘆くことしきりのようです。
ボロボロの膝をかばいながらストイックに野球していたころの城島さんとは打って変わって、釣りをしている時の城島さんは実に嬉しそう。
野球より詳しいのとちゃう?なんて揶揄されるくらい、その知識も豊富です。

釣り雑誌の表紙を飾る回数もぐんぐん増えています。
「釣ファン」や「磯釣マガジン」など、ホントに野球選手?と思うくらいです。
釣り番組にもしばしば登用されています。
「城島健司のメジャーフィッシング」や「城島&馬原の釣り一番!」、「フィッシングライフ」などに出演し、「城島健司のJ的な釣りテレビ」という冠番組まで制作されるようになりました。

九州地方のスポット紹介や、攻略法や仕掛けなどのアドバイスをする番組です。
実際にスポットにでかけて釣る様子はファンにはたまらない光景です。
野球好きと釣り好きが重なる層はかなりの人数になりそうですね。

釣りがどうしてここまで人を引き付けるのだろう、という良い例です。
松方弘樹さんにしても城島健司さんにしても、それぞれの分野の第一人者として名を残し成功したにもかかわらず、そんなことはおかまいなしに釣りに没頭しています。

二人とも、お金のためではないことは間違いありません。
名誉も十分受けている経歴をお持ちです。
では、釣りのどこにそんな惹かれるのか?
実に釣りの奥深さを感じさせるエピソードといえるでしょう。"

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