女子のためのつり入門

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"釣りはおじさんを中心とする男性のもの、というのは過去の話です。
今や男子も女子も変わりなく楽しむのが釣りといえるでしょう。
「釣りガール」「釣女」「女性アングラー」などの言葉をみれば、女性の間でいかに釣りが愛されているかがわかろうものですね。

とはいうものの、やってみたことがない人には信じられないかもしれません。
釣りって意外とそんなものなんです。
始めるまでは、またその魅力に取りつかれるまでは全然興味もなかった、という人が実に多いのです。
そこで、いかに女性が釣りを楽しんでいるか、という体験談をご紹介したいと思います。

私はただご紹介するだけ。
そのあとどうするかは、読まれたみなさんにお任せしたいと思います。
しかし、あとから「このおかげで人生狂っちゃたわ!」と苦情を言われてもどうしようもありませんので自己責任ということで。

海の香りと素敵なアングラーでイチコロ

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小学生の時に父親に連れて行ってもらったというのが釣りの唯一の体験だったというM女さん。
大学生になってから、カレイ釣りに海に行ったのが運の尽きでした。
海釣りなので当然、船に乗って沖に出ます。
その時の深い深い青い空に、素敵なアングラーおじさんが笑った時の白い歯が目に焼き付いてしまい、懐かしい潮の香りとあいまって一気に海釣りにハマってしまったんです。

こんな美しい体験をこれまで自分は知らずに生きてきて、なんて損をしてきたんだろう……。
一匹もゲットできないのに、すっかりとりこになってしまったんです。
とにかく海に出て糸を垂らしていれば幸せ!という感じ。
みんな釣果を気にしているのがよくわかりません。

男子を釣るつもりが釣りに釣られた

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大学時代に好きな男子が釣り好きだったというY子さん。
同じゼミの彼を射止めようと「釣りに連れてって~お願い~」と頼み込んだまではよかったのですが、当日意中の彼はあえなくドタキャン。
でも頼み込んだ手前仕方なく見よう見まねでやったところ……ハマってしまったんです。

動機は不純でもいい趣味に出会えたと喜んで、もう8年にもなりますね。
男子を釣るつもりだったのに、逆に自分が釣りに釣られてしまったかっこうです。
だいたいルアーですけど、時にワカサギ取りにも行きますし海にも連れて行ってもらいます。
趣味に忙しくていまだ付き合う人がいないのが唯一の問題といえるでしょう。
同じく独女と愛好会を作ってます。

幼稚園の時に釣った鯉がきっかけ

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幼稚園の時に父親に連れられて行ったのが始まりだったというのがK恵さん。
なんと、初回に40センチもの鯉を仕留めてしまったのが運の尽きでした。
いわゆるビギナーズラックという奴でしょう。
それ以来、女子ながらすっかり釣りキチ人生です。

一緒に行ける男子に事欠かないということもあり、海に川にブラックバスにといろんな方面に手を出してます。
メタルジグを使ったジギングもけっこう楽しくて良く行くんです。
よく世間では「女子のくせに釣りが趣味?」なんて目をしかめる人もいます。
一方で「好きならいいじゃない」といってくれる人もいます。
その反応でその人の心の広さが量れるな、と思うことがしばしばですね。

小学校から大学まで、いわゆる釣りキチの男子仲間には事欠きません。
男女関係なく魚を中心に仲良くできるので、人間関係も広くなり人生を広げてもらえたなと思います。
60代のフライフィッシング好きの社長さんから、小学生のブラックバス好きまで実に幅広い人とお付き合いできています。

男性とのお付き合いはないのかって?
ジギング好きの年下の彼がしっかりいますよ。
夜に海に行くにも彼と一緒なんで安心です。
実家に来れば父親と釣り談義できるし、ホント釣りって人間関係の潤滑剤だなって思います。

アイキャッチ画像出典:

出典:tailwalk開発日記

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